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おたふくワクチン、WEB予約一時休止(1歳のかかりつけ登録患者様のみ接種可能)

WEB予約一時休止

全国的にワクチン供給不足のため、おたふくのWEB予約を一時休止します。

おたふくは任意接種ですが、ほとんどの方が接種している重要なワクチンです。

おたふくに罹患した主人公が力強く生きていくお話、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」は記憶に新しいかと思います。

接種できるようになったら、ぜひ接種しましょう!

1歳

すでに何回か当院にかかっていて、かかりつけ登録済みの1歳の患者様は、在庫がある限り接種可能ですので、予約の最後に出てくる備考欄に「在庫があれば接種希望」とお書きになり、接種当日受付でお申し出ください。

予診票は受付にあります。

ダウンロードも可能です。

5分ほど早めにいらしてお書きください。

7000円です。

現金・クレジットカード・ペイペイ払いも可能です。

年長さん

おたふくワクチンのWEB予約を休止します。

供給が安定し次第、こちらのページやSNSで皆様にお知らせします。

まずはかかりつけ登録済みの年長さんから接種ができる予定です(2025.1.28)

 

おたふくワクチン供給不足について(詳細)

おたふくワクチンは、武田製と第一三共製の2種類があります。

当院では第一三共製を使用しております。

ワクチンの検品は大きく分けて、社内独自の検品と、厚労省の検品の二段階があります。

今回、第一三共製が社内独自の検品において、品質規格を満たしていない状況が確認された為、8月まで限定出荷となりました。

これに伴い、もう一社の武田製に供給が偏ることも予想され、現在、武田製も納品停止の状況となっております。

これからしばらくの間、国内全体での供給不足の状況になることが予想されます。

 

 

蛇足ですが、昨年は今回と逆で、武田製の検品による限定出荷があり、第一三共製に供給が偏り、国内で供給不足の状況になりました。

武田製のワクチンの限定出荷が解除されてからも、通常の供給に戻るまで、約1年を要しました。

また麻疹風疹のワクチンも限定出荷が解かれてから、当院は確保できていますが、供給が滞っている医療機関は少なくありません。

 

ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防しよう

毎回お話しておりますが、

記憶に新しいところでは、麻疹風疹・日本脳炎・おたふくが、

今回と同様にワクチン供給が滞りました。

一度滞ると、1年くらいは安定しませんでした。

 

「自費の予防接種だから」、「みんな接種してるのか聞いてからにしよう」と後回しにしていると、

供給不足になり、

おかしなもので、ないとなると接種したくなる…。

 

ワクチンを打ったからといって、絶対に病気にならないわけではありませんが、

少なくとも重症化は防げます(ワクチンの意義①”個人を守る”)。

 

また

「昔は予防接種なんてなかった」

「病気になって免疫をつけたら、無料予防接種」

と思う方もいらっしゃいますが、

「昔」と、感染症や家屋の状況は変わってきていますし、

何より予防接種を打ちたくても打てない、赤ちゃんや体の弱いお友達、高齢者もいます。

あなたが病気になり、うつされたら困る人もいることを頭のかたすみにおいておいてください(ワクチンの意義②”社会を守る”)。

 

「ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防した方がいい」

これが日本小児科学会の考えです。

 

健康なうちに、今できるワクチンをすすめましょう♪

おたふく予防接種

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