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ワクチンの種類が複数あると聞きましたが…
HPVのワクチンにはシルガード(9価)、ガーダシル(4価)、サーバリックス(2価)などがあります。
現在の主流はシルガード(9価)で、当院でもシルガード(9価)を採用しています。
他のワクチンをご希望の場合はLINEください。
なお、2回目、3回目で他のワクチンに変更(交互接種)はできません。
9価ワクチン(シルガード)の接種スケジュールについて教えてください。
シルガードで接種を開始する方は、6年生から14歳までに1回目の接種を始めた場合は合計2回(5ヶ月以上あけて2回目を接種)、15歳以上に1回目の接種を始めた場合は合計3回接種します。
<一般的な接種スケジュール>
※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
6年生から14歳の方へ
14歳までにシルガードの接種を始めると、通常3回接種のところ、2回で接種が完了します。
(※2回目を5ヶ月以上間をあけてください。あけない場合は3回接種になります。)
中学生になると、部活や定期テスト、受験が始まります。
放課後や土曜日となるとなかなか難しい方も増えてきます。
6年生のうちに接種を始めると良いでしょう。
中学生の方も、高校生になってからと思っていると遅くなってしまうので、できれば今始めましょう。
厚労省 9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について
高校一年生の方へ
無料の期限は高校一年生の3月末までです。
3回接種を終えるのに最短で半年かかります。
インフルエンザやコロナなどで体調を崩さないように気をつけて、部活の試合や定期テストでも接種しないと間に合わないこともありますのでご注意ください。
3回接種するにはもうそろそろ始めないと無料期間に間に合いません。
お早めにWEBから予約をしてください。
1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性へ
上記生まれの方はHPV予防接種の積極的勧奨がされていなかったため、ご自宅に予診票が届かなかった世代の方たちです。
定期無料接種を逃した方もたくさんいらっしゃるかと思います。
その救済措置として、上記生まれの方は、HPVキャッチアップ制度と言い、高1をすぎていても、無料でHPVワクチン予防接種を受けられます。
この制度は、2025年3月で終了です。
3回接種するにはもうそろそろ始めないと無料期間に間に合いません。
お早めにWEBから予約をしてください。
公費無料の機会を逃した方は、自費での接種も承ります。
子宮頸がんを防ぐためには、性交渉をしないこと、ワクチンで防ぐこと、などがあります。
オーストラリアでは、男性も公費接種の対象です。
都内在住の方は男性も全額補助が始まっています。
ご希望の方は自費での接種も承っております。
ご不明なことがありましたら
LINEでお問い合わせください。
当院での接種は、すべて時間予約制です。
予防接種タイムに都合がどうしても合わない場合は、LINEで相談してください。